ABOUT US

――現在担当している業務内容は？

私の所属する海外課は、海外で働く伊藤忠商事社員とその家族の海外渡航手続・給与支給・福利厚生を請け負っている部署です。その中で私は北米・中南米地域の海外給与計算業務を担当しています。
伊藤忠商事では65ヶ国130都市に約800人の駐在員が派遣されており、各都市の物価や治安、家族の状況に応じて処遇が異なり、きめ細やかな対応が求められます。
給与計算は間違いが許されない業務のため、毎日が緊張の連続ですが、チームで一丸となって無事に給与支給日を迎えられたときは、大きな達成感があります。

――現在の業務のやりがいはどんなところですか？

人事は「人」を相手にしているため、思いがけないケースが発生することもあります。その際、各担当が持っている知識を集結し、会社としてできる解決策を導き出せたときには、大きなやりがいを感じます。
「業務を進めていく中で知識を吸収し、吸収した知識を共有して業務に活かす」という繰り返しの中で、私自身も人事のプロとしての階段を一つずつ上がっていることを実感しています。伊藤忠商事という多種多様な人材が活躍する企業だからこそ、知識の幅もより広げていけると思います。

――あなたにとって伊藤忠人事総務サービスはどんな会社ですか？

「縁の下の力持ちとして、多くの人を支える温かい会社」です。
より良い環境で安心して働けるよう、人事・総務の面から伊藤忠グループの社員をサポートしています。また、高いスキルや豊富な経験を持った人が多く、突発的な問題が発生した際も、チームで協力して迅速に乗り越えられるパワーを持っていると思います。

――今後業務に取り組む上で力を入れていきたいことは？

入社以来10年間所属していた人事サポート部給与・厚生課では、国内給与支給業務に携わってきました。国内給与は所得税法等の法律に則った正確な対応が求められる一方、海外給与は会社のルールとして柔軟に運用できる部分も多くあります。このため、会社としての方針や公平性を保ちつつ、どこまで社員に寄り添った対応ができるか、というバランスが非常に難しいと感じています。今後は担当地域に留まらず、各地域・国の特徴を把握し、今以上に幅広い視野を持って適切な判断ができるよう、経験を積んでいきたいです。
また、機会があれば現地を訪れ、駐在員が働いている職場や生活環境に実際に触れることで、より社員に近い目線に立って人事面からのサポートができればと考えています。

――仕事へのポリシーとして「いつも笑顔で」という言葉を選んだ理由は？

「やらなくてはいけない仕事には、何か楽しめる要素があるもの」というウォルト・ディズニーの言葉を心に留め、業務に取り組んでいます。時には忙しさに追われることや困難な状況に陥ることもありますが、その中でも笑顔を忘れずに、どこかに楽しさや達成感を見つけるように心がけています。
一つ一つの業務を丁寧に、前向きに取り組むことで、お客様である社員や一緒に働くメンバーも笑顔になってくれたら嬉しく思います。